飲食店開業について(3)物件探し

飲食店開業、開店準備について(3)

「物件探し」についてご説明してます。

物件探し

自宅や自己物件がない場合は、物件探しをしなければなりません。これは、一番面白く、また迷うものです。

立ち食い蕎麦を高級住宅街でやったり、或いは駅前の雑然たる商店街で高級レストランをやってみようと言うような人は居ませんが、立地選定をまちがっている人はよく居ます。

開業したらお店を簡単には移転できません。少なくとも専門家とは言わないまでも、人の意見も聞いて下さい。 独りよがりの物件探しをすれば、後で、どんなにメニューがよくても、サービスがよくても、お客様が来なければ何の意味もないことをよくお考え下さい。

業種、業態によって立地条件は違います。従って、店前の通行量、歩行者の動線、車の通行量、動線などが理想的であっても、業種、業態にそぐわないこともあります。

本来は、どの地域に、どの道(どの駅)に、どのあたりにと詰めていけばよいのですが、物件は、そううまく出現しません。

先ず、ロケーションを考えます。駅前などの通行量が多いところがよいのか、それとも商店街などの他の店があるほうがよいのか、 少し路地に入った方がよいのか、住宅地の方がよいのかや、町の性格、人口、年齢の分布なども関係してきます。

商店街については、最近多いシャッター通りになっていては、 最早「商店街」とは呼べないので、出店するのであれば、その商店街の現状、将来を把握しておくことが必要です。また、学生街、ビジネス街などは曜日によって売り上げが左右されるので、よく考えた方がよいでしょう。特に学生街の場合は、他の要素(商店街、住宅街)などがなければ、通年で考えると商売は難しいと思われます。

次に、1個建か、ビルのテナントかを決めます。テナントの場合は、道に面した1階の物件が無難です。

2階店(或いはそれ以上)、地下店は、基本的には避けた方が良いと思います。2階店、地下店は、お客様に見つけにくく、入りにくいのが普通です。また、設備上の問題が出てくる可能性もあります。また、変形した建物の場合は、設計もしにくく、客席の配置、動線も関係してくるので、余り極端な変形は避けるべきです。

※居抜き物件について

通常賃貸物件はスケルトン渡しですので、何もない状態で貸し借りが基本です。 居抜き物件の場合は、厨房機器、什器備品、客席その他、前の店が営業していた状態での賃貸になります。 この場合、造作譲渡金が必要な場合がありますので、必ず確認して下さい。

居抜き物件は、廃業理由をよく調査する必要があります。前の店が売り上げ不振で廃業に追い込まれいても、自分は大丈夫だと誰もが言いますが、物件自体に問題がある場合もよくあります。何度も「代が変わる」ようなテナントは、必ず問題があります。周辺調査も必要です。

居抜きと言っても、内装、厨房工事が必要な場合があり、大規模な工事が必要なら、むしろスケルトンの方がよい場合もあります。 また、厨房機器、空調器機などが、実際に動かないとか、開店してから、よく故障するなどのことがないように点検しておく必要があります。

前の店の名前から看板等も流用するケースを見ますが、一般論としていえば、名前や看板などの概観は一新するべきです。

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